読書感想文を指導し始めて
結構経ちますが、子どもたちが
書く文を見ていると、
不思議な感覚になる子が
例年何人かいます。
決して上手に書けている感じは
文面からは受けないのですが、
どこか、真っ直ぐにその子の
気持ちが伝わってくる
文章というのがあります。
作為的ではない、
本当の素の気持ちが
真っ直ぐに伝わる文章です。
不思議と引き込まれて
読み入ってしまうんですね。
逆に、大学生のレポートを
見る機会もありますが、
上手なのに響かない文章というのも
あるんです。
自分の気持ちを文章に乗せる。
意外と難しいものです。
小学生のうちから、どこか
ぐっと引き込まれる表現を
生める子は、学力とはまた別に
才能をもっていて、その
想いを伝える力がその後の
その子の人生を支えてゆけば
いいなと未来を想います。
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