来週から日本一周ツアー第2弾に入る
小学5年生たちと、4月から行われてきた
地理の指導に関して振り返っていました。
「4月の頃の地理はあんま好きじゃなかった。
テストばっかりだったし、覚えることも
いっぱいあったし、覚えなきゃいけない
意味もあんま分からなかったけど、
今は地理が一番好き!」
ー「君たちが、先生の視点を
完全にコピーしたからさ。
地図を見ても、資料を見ても、
多分今は先生と同じ風景が見えてる。
先生が何か言う前に先生が大切だと
言うところが予測できる。
理由だっていくらでも説明できる。
あの時期は大変だったけれど、
今となってみればあの頃に築いた
基本の大切さが分かるだろう?」
「確かに・・・
基本って大切なんだなぁ・・・」
今回結構難しめに小テストを作りましたが、
テストの平均得点は80点以上。
附属生は一人を除き70点台でしたので、
「課題、適当にやってるだろ?」と
私からいびられていました。
トップは92点。附属の子と勧興の子でした。
次点は勧興の子と赤松の子で、88点。
その次が勧興の子で87点でした。
解けなかった問題についても、指導中解説を
ずっとメモしまくっていて、
「そんな風に考えたらいいのか・・・」と。
覚えている、いない、という話が
そこで出てこないあたりがポイントです。
地理における基本は、まず基本知識。
そして、資料を見るときに一定の視点を
持っているということです。
いくつ視点を指導するかはその時々に
よるものなのですが、今年に関しては
初めての取り組みながら、思いっきり
かまして成功事例の一つに数えられるような
出来であったと思います。
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