英語は教科書が第一。

指導者がどんなに文法を上手に教えても、

英語はなかなかトップレベルの次元にまで

上達はしませんでした。


この点は、これまでの指導の中でも

大いに反省をした点であり、一般的な

中学生に必要なのは、文法指導以前に

教科書を完璧、perfectな次元で理解し、

教科書を溺愛させることなのだと

明確に気付きました。


しっかり読ませ、音と単語を

連動させること、文節を理解させることが

何より最善の指導であると分かりました。


「分かりすぎてゾワゾワする。」


ってくらいに教科書を支配できるようになると、

もうのめり込むように英語に取り組みました。

ややもすれば、勝手に自分で発展的な文法まで

理解していくくらいに成長すらしたのです。



いや、これはどの教科にも言えますが、

出発点としての基本的理解が損なわれていれば

応用も何もあったものではありません。



これは、通塾していないお子さんへのアドバイスですが、

英語が苦手で、何からやっていいか分からない子は特に、

まずは今習っている部分の予習をガイドなんかを

見ながらでもいいのでやってみてください。

発音CDなんかを聞いてもいいので、

単語の音を、教科書本文の発音を聞いてください。


周到な準備を終えて授業を受けてみれば、

ああ、そういうことかと分かるようになってきます。

そうしたら、すぐに学校のワークに取り組みましょう。

問題が足りなければ、市販の準拠ワークでもいいですし、

やってみてはいかがかと思います。

すぐに取り組むと、自分で予習してきたこともあって

意外にもスルスル解けるようになっているでしょう。


そして、もし中1や中2ならば、発音記号は

なんとなくでも読めるようになっておいて欲しいです。

うちの授業で作っている予習ノートには、

必ず発音記号を全部書かせています。

未知の単語でも、発音記号があったら読めるくらいに

中3までになっておくと、プラスに働いてくることも

多くあるでしょう。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ