私立中学1年の子たちの定期テストも終わり、
余裕ができたので、やっとやりたかった
方程式に関する指導を行えるようになりました。
比較的計算は出来るのですが、
まだ60%くらいの範囲に留まっているのが、
「式の意味を正確に捉えること」の理解です。
方程式というのは、根本的に積や商のまとまりを
足すか引くか、とかいうくらいの
理解で私は納得しています。
方程式が立たない子は、基本的には
その積や商のまとまりを作ることに弱く、
それを整理して作っていくと式は立てられますから、
全く方程式ができないわけでもないのです。
まとまりを一つの量として捉えるというのは
中1において必須の量感覚の一つです。
私立中学はもうそろそろ中2の教材へと
入ってゆく頃に差し掛かりますが、
何れにしてもまた方程式と当たりますから、
この子たちにとって実は最も必要なことを
この時期に色々やってあげたいという気持ちで
指導をスタートさせています。
まずは、どんな等式が成り立ちそうかということを
和と差の感覚で把握することが重要で、
その次に、パーツを積や商、あるいは多項式のまとまりで
作っていき、当てはめていく作業を行います。
この思考の流れを2〜3週間の中で正確に
身につけさせていこうと考えています。
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