記述問題に主語を。

小学5年生の国語の小テストでのことです。

毎週各自演習してきた項目に関連する

テストを行い続けています。


今週の記述においても、何度も何度も

言ってきていることではありますが、

ポイントについて確認します。


「設問の中に主語がない場合、

基本的には主語を補って書きましょう。

主語と述語は文章の基本です。

何がどうなっているのか、

何がどうしているのか、

それが、伝えるべきことを最も

要約した内容だと言えます。」


この辺りは附属の子が上手いです。

しかし、理解力の差はあまりなく、

どう書くかという技術を習得しているか

否かということがポイントです。

継続される指導の中で、

修正されていくところでしょう。



実は中学生の中にも、こういった

説明に必要な要素に疎い子は少なくありません。

国語が苦手だという子もしかり、

感覚的に解いてきて、必要なポイントを

意識せずに点数が安定しない子も然りです。

だから、記述する内容が2文、3文、4文に

またがってくると、書けなくなるのです。



今の5年生のテーマは、指示語・接続語・助詞から

正しく論理を追うことと、

少なくとも主語と述語の整った記述を

常に完成させる意識を持つということです。


たったこれだけのことと思われがちですが、

たったこれだけのことを完璧に出来る小学生も

そんなに多くはないのです。

kojinkai

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