中1は、数学の課題を削り、
英語の課題を一気に増やして
完成に進ませます。
英語はこれまでほとんど
問題集演習はさせず、
書き取り、単語テスト、
和文英訳テストを自作し、
それを中心にさせてきました。
かれこれ、4ヶ月ほど。
それを一気に解放し、
UNIT1からUNIT2までの
全ての内容、問題集30ページほどを
今週一気に演習してもらいます。
生徒たちは、こんなに多いの
できるのか?と思った子も
いたようですが、実際は
あっという間に半分以上を
終えることができ、
サクサク英語を解いて
楽しんでいたようでした。
一体何回書いたか分からない英文。
何回和訳したか分からない英文。
もう暗記すらしているものも
あると思いますが、それゆえ、
なんか自然とできてしまう、
不思議な感覚。
中1英語はこんな状態が
望ましいのです。
演習によってなんとかするのでなく、
英文を何回も書かせ、
何回も和訳させ、構造を
その過程で何度も確認して、
問題集を解く前にほとんど
理解した状態に至ること。
私は今週にいたるまでは
半信半疑と言いますか、
どれくらいできるか
分からなかったのですが、
想定以上にできました。
それもこれも、
面倒くさい、やりたくない、
と思いながらもまがりなりに
続けてきた書き取りと和訳の
演習の成果だと思います。
ちなみに、今日の英語の小テストの
結果は、全体的に前回より結構
向上てしまいました。
かなり良くなった子には
個別に評価コメントもしながら
採点しています。
しかし、一番良く出来ていた子も、
学年1位には届かない次元です。
翌日の見直しは必須。
加えて、学校から与えられている
問題集によって復習することで
知識を固めることが必須です。
1位になりたい、という感覚では
1位にはなりません。
1位であることに責任を負う、
自分こそが牽引している、
全てを理解して、使いこなす、
間違いを許さない、間違いは、
翌日の学習計画に含めて
完全に倒し切る、そんな感覚が
必要なのです。
今は一位でなくとも、
自分は完全を期している、
必ずこの継続の果てに
成果があるはずだ、と
信じられる力も重要です。
学習には、長い目が必要ですが、
しょぼい取り組みを長い目で見ても
大したことにはなりません。
人がやらない努力、人がやらない習慣、
これを自分は継続しているから、
多分長い目で見て自分がいつか
逆転するはずだ、というくらいの
感覚が必要なのです。
すぐには叶わなくとも、
自分の履歴を信じ続ける、
ひいては、自分の存在、行動、
習慣を信じ続けられる力が、
長い目で見た才能の開化を
占うものだと確信しています。
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