「この問題は優しいね。」

冬季講習用の教材を解いている時に

小学5年生がこんなことを言っていました。


「この問題は、いつも解いているのより

優しいですね。だって、いつも解いている

問題集はこんな注意点書いてないです。

昔よく引っかかってたなぁ。

今は簡単だけど。」


そうか、難易度というのが一体どういう指標の

元に成り立っているのか、その一つの視点を

この子たちは得始めたということなのか、と。


どう聞かれると簡単で、どう聞かれると

注意点が増えていくのか、問題に触れた回数とか

密度が高いほど、分かるようになります。


そして多分、彼ら彼女らがいう”やさしい”は、

”易しい”ではなく、あえて”優しい”なのだということも

その言葉のニュアンスから受け取れます。

出題者の意図といいますか、そういうのを

汲み取った理解で成り立っていることが分かりました。


うん、ただ解けるだけでなく、しっかり

視点が育ってきています。

もっと上を目指せるようになると確信しています。

kojinkai

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