「数学が一番楽しい。」

月曜日の学習会に来ている
子たちの中から、こんな言葉が
出てきていました。

これは、簡単だから楽しいという
意味だったのですが、逆に今は
最高難度に違い文字式による
立式を学んでおり、それを
一つ一つ解決するのも
楽しいようです。

数学に関わらず、
楽しいというのは、
完全理解による支配感、
そして、理解できるギリギリの
問題に挑戦して、完璧に
つかみきる瞬間の感覚、
それをいったりきたり反芻して、
深まってゆくことが大切です。

難問ばかりに挑んでも、
基礎トレしかしないという
極端な学習によっても、
実力は凡庸なところまでしか
育ちません。

道具を使いこなす、精度を上げる、
その道具でどこまでのことが
できるのかを探索する、
勝負の局面で使ってみる。

思考というのは、ぼんやりしたものではなく
技術的な積み重ねによって練度が増し、
鋭く進化してゆくもの。

今後も、スラスラ解けるものを
きちんと愚直に反復してみること、
やや自分には難しいと思われる
難問にきちんと向き合うこと、
全ての生徒に大切にして欲しいです。

kojinkai

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