得意不得意はない。

「〜〜が苦手」とかいう言葉は

中学生のみならず小学生でもよく聞くが、

それに何十時間もかけて改善を試みた、

何十回と改善を試みたという

話は不思議と聞かない。


これが、一般人たる所以だ。


時間をどれだけかけたか、というのは

実は学習において最も大切なことではなく、

必要だと思う時間をかけて納得する時間というのは

人それぞれだと思う。しかし、それを抜きにして

”苦手”と言い放って、それなりで済ます習慣は

個人的には好むところではない。


だいたい、苦手と言う子のそれにかける学習時間の単位は

せいぜい分単位のものでしかない。

よくても1時間とか2時間。週にかけている時間は

せいぜいそんなものに過ぎないように見積もっている。

基本的には、”大体でいい”と言う発想が邪魔して、

かけている時間も中途半端になっている。


根本的には、それでもどうにもならない時のために

保険としての塾の機能が手助けをするようになっている。

楽をして、高い水準を得ようとしても、高が知れいているのだ。


本当に努力している生徒さんのために、

指導者の心、脳内の世界は開かれる。

本当に努力を重ねている生徒だけが、

本当に伝えたい指導者の言葉を聞くことができる。


高い薬だが、超回復と健康増進が見込める、

そういう頼り方をしながらトレーニングをしてほしい。


この人が、この場所が何とかしてくれると

多くを望み始めたら、その時点で生徒の成長は

だいぶ失速していると言ってもいい。


君こそが、ちゃんと考えて、

君こそが、ちゃんと努力して、

何とかしたい気持ちを伝えて、

以前より納得できることが増え、自分で

考えられる範囲が増える、そんな塾の

使い方をしてほしい。



人に頼るのは悪くない。

自分とは違った考え方に触れることができるからだ。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ