今日、6年生に聞きました。
「英単テスト満点いましたか?」
すっと手を上げた子が一人。
ああ、ちゃんといた。
安心しました。
英単テスト満点は
漢字テスト満点より
重要かもしれません。
書けないならその場で
終了する局面が、国語より
英語の方が多いのです。
今日満点だった子は、
月曜日も引き出しからタイマーを
取り出して、きちんと授業時に
指示した方法を徹底して
ガンガン単語を覚えてました。
家でもそうしてるのかもしれません。
一方、点数が微妙な子は
依然としてダラダラ書くだけです。
英単語は、たくさん書けば良いなんて
どこで教わったのか分かりませんが、
インプットとアウトプットの
メリハリをつけなければ
暗記は非効率になるのです。
書くという行動自体も、
インプットのためなのか、
アウトプットのためなのか、
個々の中で意識化されているか
いないかで随分質が変わります。
最終的にアウトプットの
チェックが入らない漫然とした
書きの作業はやめてください。
昨日のブログにも書きましたが、
準備講座は、内容指導以上に
方法指導の側面を強く持ちます。
色々アドバイスしたり、
方法を紹介したりしますが、
最終的には自分流にカスタムして
方法に昇華できて、初めて
成功したといえます。
これは、中学受験に合格するより
もっと価値があることであり、
下手くそな学びからどんどん
脱却してゆかなければ
ならないのです。
自分を変えられないならば、
その行動に価値はありません。
そうしようとした、っていうだけでは
弱く、きちんと変化させる
必要があります。
受け入れる素直さ、
きちんと時間を投資できる
精神的な成熟と豊かさ、
きちんとあと1ヶ月半で育て、
最高の学習者として入学して欲しい。
求める水準は高いです。
西高受かりたい子も
多いと思っていますが、
ハッキリ言ってほぼ全員
現状では届いてません。
私は早くも焦っているのです。
変えなければ、変わってもらわなければ。
中学に上がれば、自分でやってもらうことも
増えてきますから、もっと自分で
いろんなことを解決する術を
持たなければなりません。
今やっている指導のほとんどは
そこに繋がるようにやっています。
ここから先は、素直さ、真摯さ、
努力量、方法、と、様々なものが
噛み合って成果として
あらわれるようになります。
持ち前の能力なんていうのは、
中学受験ではメリットになりますが、
高校入試、大学入試と進むにつれ、
結局は自分を変えられない子が
苦戦してゆくのは目に見えてます。
なまじ自分はそれなりにできると
思って油断した子から
敗北の道を辿ってゆきます。
結果は自分で引き受けることになります。
努力できなかった子は100%後悔してます。
準備講座の期間はある意味
モラトリアムでもありますが、
生かし切れば最高のスタートを
きることも可能でしょう。
一瞬も緩めないように
学び進めてください。
常に完璧を期して下さい。
強くそのことを伝え続けます。
伝わらないようならば、
このブログをお子さんに
見せられて下さい。
私がどれほどの熱を持って
この期間を大切にしているかが
伝わるかなと思います。
少しでも多くテキストに
向かい合って下さい。
次のミニテストで満点を
目指して下さい。
変えるなら、次の小テストが好機です。
毎週ミニテストは
行われますから。
一回でも満点の味をしめてください。
すごい達成感がありますから。
繰り返しますが、準備講座は
私はかなり本気で内容を
用意しています。
資料作りだけでも、子どもたちの
学習時間に匹敵するくらい
私自身も努力しています。
お互いに努力して向上するために
この場はあります。
あなたに時間を投資して
無駄だったな、なんて
思わせないでくださいね。
今はまだ全ての生徒に
期待をして、変化を待って、
楽しみにしている段階ですから。
わたしが準備している時間を
想像しながら、自分に時間を
投資して下さい。
お互いが良い関係であるために、
その時間を共有できる関係で
ありたいからです。
そして、全員が、わたしが築けなかった
未来を実現して、社会を
明るくしてほしいと思っています。
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