小6の子たちは相変わらず
月曜日に集合して学びます。
そんな中で、感度の高い子の
学習に目が向きました。
私は、今週の学習テーマのプリントに
こんなことを書いてました。
ちゃんと読んでる子は何人いたかな?
私の与えることの一つ一つに
意味を感じてくれる、感度の高い子は
すぐさま実践してくれるんですね。
頭は柔らかく、旧来のやり方から
すぐに脱皮して、段階に応じて
すぐさま自分を変えられます。
適当に、こうしておけばいいんだと
思って取り組む子と、先生の指示に
何かマイナーチェンジはないかと
具にチェックして意味を読み取ろうと
する子。
伸びてゆくか否かの違いは、
頭の使い方によります。
当然良い例はすぐさま
その週に紹介してゆきますが、
テーマが書面化された時点で
すぐ反応できるようにするのが
今のところのわたしの目指すところ。
求めるレベルは段々と
上げてゆきます。
手のかからない子を
育て、子ども自身も自立して、
両者にメリットがあるように
仕向けるためです。
私は根本的に、指導者があれこれ
準備をする、というのは、
相当高度に基本が身についた子に
限るものだと思っており、
自学力の劣る子は誰が指導しても
変わらないと思ってます。
逆説的ですが、できる状態に
達した子なほど、手をかける
価値があがり、乗数的に
効果が表れ始めます。
だからこそ、今の時期に
きちんと手をかけるのです。
独り立ちできるように、
自分で解説を読み、自分で調べ、
自分で解決する能力を最大化すること。
準備講座、というのは、
簡単なことを体験する、という
意味では捉えていません。
解決能力を上げるための
時間だと考えています。
準備というのは、それなり、ではなく、
相応にやるべきなのです。
何を与えても自己解決を促せる
良好な状態に導くために。
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