整数領域に挑む。

6年生の数学は、
素因数分解の利用。

素因数分解自体は
6年の予習シリーズの
カリキュラムでやっているので
そんなに苦戦はなかったのですが、
思わぬ伏兵がいました。

平方数。


実は、今年はカリキュラムが少し
変わっていて、昨年や一昨年は
素因数分解を真っ先に
扱っていました。
新中問のカリキュラムに
準じていたからです。

で、昨年までほとんど
躓く子がいなかったので
完全に油断していました。汗


議論はこうです。


例えば、
36=2^2×3^2=(2×3)^2=6^2
の変形。

まず、この変形自体に
結構苦戦しました。


次に、平方数でない数を
平方数に変えるためにどんな
自然数をかけるか、ということを
教えてゆきました。

もうこのあたりで超苦戦しました。
急ピッチで解説を作り、
木曜日にプリント配布でもして
トレーニングのし直しをします。
必ずできるように仕上げます。


思えば、予習シリーズの時も
素因数分解にはかなり
苦戦をしたことを覚えてます。

たとえば、

1×2×3×...×50は、
3で何回割れるか?みたいな。
50÷3=16...2
50÷9=5...5
50÷27=1...23
よって、16+5+1=22回。

あるいは、
1×2×3×...×50は、
末尾に何個0が並ぶか。
これは、因数の数に
2の倍数より5の倍数が
少ないことから、5の倍数で
判定します。
50÷5=10
50×25=2
よって、10+2=12個。

これ、当時もそうですが
本当ギリギリで解いてた問題です。
教えたその時は何とか真似して
解いてましたが、やはり
理解が追いつかなくて
大変だった記憶があります。

もちろん解説は図解してかなり
丁寧にやったのですが。


私も気持ちを真っ新な状態にして、
改めて丁寧に指導し直しましょう。

分かってしまえば、
大したことない問題ですから。

kojinkai

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