勉強に限らず、最終的な局面で
強い子は、礼儀正しく、
内に負けん気を溜め込み、
結果で自分の存在意義を示してきた
具体的なパーソナリティを
持ち合わせています。
まさに胆力。
今日、数学の模擬をしました。
本番前日の子もいましたので
解説をして個別評価はさらっと
しただけでしたが、
今回の得点率トップは
夏から通い始めた女の子でした。
とにかく数学が苦手。理科が苦手。
典型的な文系。
その子は特色選抜で試験を受けるので、
特に数学の習熟は、合格への
必須要件でもありました。
それがなんと、弘学館に合格した子をも
凌いで本日トップの数学の点数を
獲得したんです。
あり得ないことが起こっていました。
その子を安心させすぎること、
周りに妙なプレッシャーを与えること、
そんなことをしたくなくて
私はペラペラとその事実を
語ることをしませんでしたが、
あんなに数学が苦手だった子が
これだけのパフォーマンスを
あげられるようになったことに
驚きを隠せませんでした。
ノートを見れば、その子が一体
どんな思いで学んできたかが
分かります。
苦手、というのは、実は
思い込みにすぎないことが
ほとんどなのです。
好きになって、のめり込んでみる、
新しい発見があったら楽しくなる。
自分が新しい存在になる感覚。
変化できる子は、おそらくそれを
何かを通して知った子です。
壁を超えましょう。
いつも言ってますが、
伸び悩みは自己変革の
チャンスなのです。
その時ほど、自分が変わらないもどかしさを
感じた時ほど努力を重ねられるように
なりましょう。
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