レベルの高い記述。

国語の記述をする時には、問題種別ごとに
テクニックがあります。

算数と同様に、この手の問題は
このように思考する、
この手の文章はこのようにまとめる、
実はかなり技術的な作業です。

しかし、現時点でそれを
体系的に学べる教材は少なく、
本当に国語を理解して
解けるようになるためには
算数以上に時間を要します。

できるだけ体系的に作られた問題集を
繰り返し添削指導を受け、
思考法を学び、
数ヶ月越しに技術が
可視化されてゆきます。

現時点では、中学受験では
予習シリーズ4年上下から
学んでゆくことを推奨しています。

しかし、ただ解くだけでは
力はつきません。

ほとんどの場合、技術を可視化できる
指導者による指導が近道です。

何より、子ども自身がそれを
技術だと認識する必要があり、
解き直しの際にいかに
授業内容を振り返って
学べるかが重要です。

ここできちんと掴めた子は、
将来国語を苦手に思うことは
ほとんどないかと思います。

闇雲に書き抜いたりして
余計なことばかり書いて
減点されることが少なくなります。

単なる穴埋めだけでは力はつきません。
穴埋めの問題であっても、
言い換えの力を鍛えるような
レベルの問題があるからこそ、
読みの力が深まるのです。

国語科の指導は奥が深いです。
教材選定の時から、
腕が問われます。

最終的には自分で課題文に対して
問題を作り、子どもの添削指導を
できるくらいに自分の指導力を
鍛えてゆけたらと思っています。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ