方陣算は、5年生にはあまり扱ってきませんでしたが、
今年は予習シリーズの4年の上下教材を使用しているため、
初めて5年生に方陣算を指導しました。
この領域は、面積や植木算的な思考を育むほか、
三角形の方陣は等差数列やその和に関する基礎を
身に付けることができるため、広がりのある
単元でもあります。
1〜10までの和、
1〜100までの和、
1〜1000までの和を計算し、
その答えがそれぞれ55、5050、500500と
なっていくという規則性も面白かったようです。
授業が終わった後にある生徒が「これ解いてみよ〜っと」と
おもむろに問題集の一番難しい問題に取り組み始め、
「あれ?できちゃった・・・」と。
難解なものに取り組む耐性がしっかりと作られ、
日々のドリルによって計算力もついてきました。
授業では面白いテーマ学習もあって、みんな
楽しそうに受けてはいますが、大切なのは実は
計算問題集であり、その丁寧な取り組みや丸付けと
やり直しです。ここを手抜くと徐々に差が広がりますから、
どんな場合であっても計算ドリルは最優先で丁寧に
実施するようにしてください。
1 溜めずに毎日定量的にやること。
2 丸付けはやったらすぐに行うこと。
3 間違えた問題はしっかり解説を読んで納得するまで考えること。
忙しい日がある場合はそんなに1日で2日分くらいをやっても良いかも
しれませんが、1日に1週間分全てをやるなんていうことは
しないようにしてください。必ず、です。
どうせ学校の宿題もあるのですから、それとセットにした
学習を行えるように習慣づけていきましょう。
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