自分、集中力です。

今日は、教室の隅っこですごい集中力を見つけて

そこだけ時間が止まってるようにも見えました。


今日はその子は数学をずっとやっていたのですが、

この子は一つの問題を解くのに3つ資料を参照しています。


一つは、入塾時からずっと取り組んできた計算問題集。

これはこの子のバイブル的存在になっており、

学習スタート前のルーティンとして今でも解いてもらっています。

基本問題の辞書的な役割を果たしている問題集のようです。

もう一つは、受験向けのまとめ問題集。

基本から入試問題までの橋渡しの上手い問題集で、

とりあえず練習問題まではできるようになったので、

似たところがないかのチェックに使っているようです。

最後は、過去の自分のノート。

毎日途中式まで含め、綿々と綺麗に解き続けているので、

昨日解いたあれに似ているとか、1週間前にやった気がする、とか

そんな風にノートを見直し、同じだ、と実感しながら

応用問題への歩みを進めています。


”本試験を受けると、ふっと解き方を忘れてしまう”の

タイプの悩みを抱えており、自分自身でそれが

分かっているから最大限警戒をして解いているようです。

できることとできないこと、知っていることと

知らないことの区別がちゃんと出来るくらいに

基礎が練磨される必要がありました。


計算だけはかなり鍛えてきましたので、

式さえ立ってしまえばミスがありません。

もともと移項からできなかった子なので、

この安定感は素晴らしいものがあります。


明日が心配、と帰り際には言ってましたが、

「いいじゃん、復習するための課題が

はっきり与えられたと思えば。

明日はしっかり課題を発見しておいで。

で、その領域を徹底的にやり直せばいいよ。」

と送り出しました。


テストの結果は、究極よかろうと悪かろうと、

本試験ではないのですからそこは問題にしては

いけませんし、一喜一憂するには早いのです。


まずは、何が出来ていなくて解けないのか、

ということを分かること、そして、意外と

超基本の問題集に載っている言葉が

数多く模試の中で散りばめられていることを知って、

その基本の問題をしっかりと毎日練習することに

モチベーションを感じられるようなやり直し前の分析が

出来るようになることが先決です。


中学生は、まだこれからの時期も伸びます。

4ヶ月ももあるのですから。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ