手をつけたがらない子のために。

「やれ」と言うのは簡単ですが、

自分から動いてみました。


歴史が苦手な子がいるので、

歴史のとらえ方中学ver.のプリントを作り、

中学生に配布をスタートしました。


要点がある期間につき5〜7行くらいにまとめ、

ストーリーを理解してもらう助けになれば、と

プリントを配布し始めたんです。

極力人物名や概念を少なくして、

おはなし形式で流れ”だけ”を

綺麗に追えるように作成しました。

これを読むだけでも、5点〜10点くらいは向上が見込めます。

言葉があまり分からなくても、これはないだろうという

選択肢の消去が意識的にできるようになるからです。


中学の歴史も小学の歴史も、ストーリーの骨格に

知識の肉付けをするように理解する、という方針は

ほとんど変わらず、とにかくザクっといでいいから

こんな時代だ!と分かった上で取り組み始めて欲しいと

そんな風に思っているのです。

表面的な言葉をいくら暗記したとしても、

歴史の勉強が下手になっていくばかりです。


「君はこんな面白いことを、できないと退けて

やりたがっていない。もったいないよ。」


というメッセージ、時間をかけて言葉を吟味し

作ったプリントをしっかり読んでもらって、

伝わっていくといいなと思っているのですが。


あとは、このストーリーを元に、塾に揃えた

何種類かの歴史漫画全てに目を通してもらいたいです。

きっと”あ、同じ話だ!”と思う場面にいくつも出会うはずです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ