予測し難い男子。

5年生の成績状況は、今まさに群雄割拠。

特に昨今は標準的な感じだと思っていた

男の子勢の成長が目覚ましいです。


ミニテストにおける上位の中に

男の子が食い込んでくる比率が高まりました。

女の子は比較的自分で計画的に取り組むので

従来通り順当変化と言いますか、綺麗に

なんでも出来るようになる感じを受けますが、

男の子の変化は本当に読みにくいのです。



今日も授業中に、前回の授業状況だと

これとこれとこれが怪しいはずだ、と机間巡視をしていると

何故か数直線が綺麗に引かれて解けるようになっています。


ー「何故それを解けるの?特訓したの?」

と私が聞くと、

「いや、なんか分からないんですけど、

分かるようになりました。」


なんて答えが返ってきた日には、まるで

チンプンカンプンと言いますか、謎なのです。

親御さんはなるべく関与しないようにしている、という

前回のご面談ではそういう風にお伺いしていましたので、

改めててこ入れをなさったのか、あるいは本当に

自然と分かるようになってしまったくらいの変化だったのか、

個人的には読みにくい変化でした。

11月以降のご面談でお伺いするかもしれません。


別の子は、全体で2名しか解けなかった難問を

平然と解いており、この子は親御さんが熱心に

関わられていることを存じ上げていますが、

それでもあまりにも平然と解くので、ご自宅での

努力が一体どれくらいのものであるのか、

想像も及ばないほどです。



まあしかし、何にしても今の課題量は

結構ギリギリを攻めており、毎日時間を

とって初めて成立する課題設定です。

まあ、最低40分から60分は毎日向き合っていなければ

ほとんど乱雑にやって終わるという量でしょう。

そしてこれは、附属生がウィンパスを解く時間に

配慮したギリギリの攻めなのです。

附属生では、最も時間がかかる子が取り組んで、

学校課題を含め毎日2時間〜2時間半。

そういう課題設定を計画的に実施しています。

自由時間もとってあげたい、パンクしないように、と

ある程度の配慮の元成り立っているのです。

それでも大変な子もいるだろうと、公立生と附属生の課題を

分けて出題するようになったという経緯もあります。



色々考えることはありますが、昨今は基本丁寧連打の

甲斐もあり、順位変動も大きく、努力が自分を向上させるという

意識的なリズムを作れている子も増えてきているように思います。


1位は、誰でも狙えると思いますよ。総合では厳しくとも

単科では十分に満点も狙っていけますし、満点以上は

存在しないのですから。


次回模試では改めてどういった変動があるのか、

個人的には男子たちの躍進にも期待を込めているところです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ