本日実施しました算数の試験です。
大問1
基本的な計算力を問います。
特に、(3)の小数計算は0.9×0.9は暗算で
ヒョイっと計算して8.1としやすく、注意を要します。
分配法則も積による数の分解を要するものへ
レベルアップを試みています。
大問2
整数基礎、割合基礎、単位量基礎で並べました。
(5)のようなものはもう比でさっさと捌いた方がいいので、
この計算法について新しい技を習得してもらいました。
大問3
公約数と植木算です。
特に(2)は計算ミスが起きやすいです。
縦は48mで、上下1mずつ引くのはよいのですが、
距離というのは間を示すので、実際に植える花は
その数+1となり、47本縦に植えることになります。
ここを46本とするミスが多発しがちです。
横も同様です。慎重に図を描いて精査する大切さを
指導しました。
大問4
割合の合成を中心に。
(3)は、割合の合成が上手くいっていれば
元にする数が揃っているので、1/2+3/10=8/10として
残りは2/10、よって、2/10×100=20%とできれば
かなり割合が分かっていると判断できます。
まあ、通常焦っているタイミングでは実数値での
計算を行う小学生が圧倒的多数なので、
一歩引いた目で割合をみる力を鍛えられたら
いいなと思って作成した問題でした。
大問5
普通の仕事算ですが、(3)はつるかめ算の利用で
やや発展的な内容となっていました。
特殊算は、今それを使うと分かりにくいタイミングで
使うことが多いので、こうやって忍ばせておいて
その判断力を培っていく狙いで作成しました。
大問6
この辺りは超基本の濃度問題です。
(5)のみやりとりが入るのでやや発展的ですが、
量を減らしても濃度が変わらないこと、
そこに含まれる食塩の量に着目すること、
この2点の基本が整っていればさほど難しく
ない問題を揃えたつもりです。
とまあ、いろいろ狙いがあって、6年生たちは毎週
木曜日にこういったスタイルの代表テストを
実施し続けて実践力をつけていっています。
テストについては結構嫌そうな顔をされますが、
いざ始まってしまえば楽しそうに問題解決に勤しんでおり、
実は結構すきなんじゃないのかな?とすら思います。
算数テストは10月にあと1回。
11月に5回、12月に3回の計9回実施されます。
また、模試が3回実施され、過去問演習もガンガンと
回していくことになります。
テストのやり直しは2日後の土曜日までの提出。
同じプリントをコピーし直して渡し、満点を
取れるかのチェックを実施します。
すぐ復習し、すぐ確認をすることによって、
発展的な思考法もどんどん吸収してもらいます。
君たちはまだまだ、もっともっと伸びますよ。
私も結構時間をかけて君たちに足りないものを
考えて作っている試験です。
すぐさま不足を補いながら、次に繋げてゆきましょう。
こんだけ色々な問題にあたってもらえると、
中学部からの楽しみもかなり増えます。
0コメント