見えにくいものを見る力@中2国語

徹底的に国文法に取り組むは、数学大好き軍団、

国語が微妙な中学2年生たちです。


国語の点数が微妙に安定せず、しかも、

英語についてもなんだか安定しないこの子たちの

根本的な理解の間隙を探ってゆくために

国文法の指導をし続けてきましたが、

穴が見つかる見つかる・・


ある単語を1単語と認識していないから、

記述で余計な改変を加えて減点をされたり、

文の要素を正確に分かっていないから、

記述において余計な部分を書いて減点されたり、

書かなければならないところを書かずに減点されたり。

彼らの文章には文法的な理論がほとんど

伴ってはいなかったのです。

本当に国語を理解している人間には、

一体何を書けば良いのかということが、

感覚的に出なく、理論的に分かるものです。

彼らは、要点は掴めるが、ことごとく記述が甘い。

その理由がこの数カ月の演習でよく分かりました。


ー「今までできなくていいと思ってたろ?

こんなの関係ないって思ってただろ?

このトレーニングがめちゃくちゃ意味が

あったということを頭で分からせてやる。

国語だけじゃなく、絶対英語も伸びるぞ。

いいかい。俺が授業で扱うことは、必ず

後に意味のあることだ。しかしそれは学校では

重く扱う内容でなかったり、今習っている内容では

ないかもしれない。ここから先は、俺の指導を

どれだけ信じてついてこられたかということで

結果が変わってくると思え。一見意味がないと

今は思うことでも、ここから先は俺への君たちの

信頼感がすべてだ。半年後の国語の模試。

満点を狙ってゆこう。そのためにグッと基礎トレとしての

指導をしっかり腰を据えて受けて欲しい。

1問も外すな。それくらいの気持ちで

かかってきなさい。」


数学大好き人間たちが、国語科になんらかの意味と

思い入れを感じ始めてくれているのが嬉しいです。

英語も、きっとそれに伴って伸びてきます。

そもそも彼らは日本語をもっと正確に

読めるべきなのです。


扱っているのは言語。

それを使いこなす教科として、国語科の

意味そのものを丁寧に捉えて欲しいと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ