不断の努力@中3

今日、”明日から頑張る”の生徒は来ませんでした。

口だけ達者で、置かれた現状に対して瞬発力がない、

きっと今日もダラダラ過ごしたんだろうな、と

残念に思っていたのです。

明日はまた説教でしょうね。


しかし、そんな沈んだ気持ちを、別の子が

吹き飛ばしてくれたのも確かです。


学校の補講は日に7時間、塾に4時間いて学習、

そんな状況下においても学習ペースが衰えず、

学校の課題や独学、塾課題で

1週間で150ページ超の演習量を突破。

そんな中3生もいます。


なぜ暇な子が暇を持て余し、

忙しい子がさらに自分に磨きをかけようとするのか、

その意味はよく理解しかねるところですが、

そうやって、人の差は実力の差以上に

努力の差によって広がってゆき、

裏付けとしての自信とか可能領域が変化してゆきます。


周囲の環境の差でしょうか。

はたまた、ご家庭の方針の差でしょうか。

個々の意識の差なのでしょうか。


それは、いろんなパターンがあるので、

正確には分かりかねますが。



”普段の”努力は、”不断の”努力から生まれます。

途切れさせないことで、興味が広がってゆきます。

こういうことだったんだ、の連続、

そういうことだったんだ、の積み上げ、

それがいかに楽しいことなのか、ということを

経験的に知っているのか否か。


何度か訪れる集大成の機会のたびに、

不断の努力が自分にもたらすものを何度も

自覚することによって、何かにハマり抜くことの

本質的な意義を知ってゆくのかもしれません。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ