決意。

今日、部活が理由で模試を二次処理で受けた

生徒たちの試験結果が返ってきました。


これまであまり熱の入った学習を

してこなかったこの子たちでしたが、

試験の結果を見て、帰りにポツリと

私に言葉を残していきました。


「もう、部活は終わりました。

明日から自習に来ていいですか?

何時から大丈夫ですか?」と。


学校の先生から、点数を70点あげろと言われたそうです。

無理ならば、そうは言わないと思いました。


彼は前回の期末試験で、その前の中間から

5教科で200点点数をあげています。

そういう努力を見越して、先生は

そんな言葉をかけたのかもしれないな、と。


今回の模試は散々でしたが、それは

入塾前にどうせできないと蔑ろにして来た

中1や中2の範囲があまりにもできておらず、

忘れてしまっていたからという理由に尽きます。

総合力系の模試は、中3からの付け焼き刃では

そうそう成績が伸びません。

しかし、小さな小さな日々の積み重ねが

最後にしっかりとした結果へと実を結ぶものです。


今日は、密度、濃度、湿度などの割合計算の手法を

丁寧に学習していました。私が作った問題も

すぐに理解して解けていましたので、

この子は多分理解は早い方なのだろうと思います。


超簡単な正負の数の計算ですらミスが見られる、

そんな状態で来た中3は必ず突き放します。

「君さ、それくらい参考書読んで自力でやれよ。」と。

「これまでやって来た人間と、やって来てない人間が

同じ土俵に立とうとするなら、意識から変えないと

いけないに決まってんだろうが。」と。


まあ、ふてくされながらも通塾を続け、

できることが増えればやはり笑顔が増えるし、

私もできたことについては一緒に喜ぶし、そのことで、

もっとできるようになるかも、と思って

自習に来たいと願い出てくれたその気持ちは

私には嬉しかったです。


頑張れ、若者よ。

君にはまだまだ年長者から応援されて、

守られながら伸びてゆく資格がある。

若さという資格だ。


それが許されるうちに、ちゃんとその良さを

実感しながら学んでおきなさいな。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ