すごいと思うの遅すぎ@中3理科

ー「俺、理科のこの単元一番苦手・・・」


「おせーわ。なんで2ヶ月も塾休み続けた?

俺が暇な時は徹底的に横について教えてやるから、

黙ってついてこい。全部一緒にやってやる。

暇だったら塾に来い。俺が暇とは限らないが、

俺の暇を見つけて質問しながらがっつり学び進めろ。」


部活に燃えていて、疲れて塾に来れないと

甘えていた中3の男の子に対して、説教しながら指導。


ー「超分かりやすい・・・。こう考えたらよかったんですね。

じゃあ次は・・・!次の問題はこうですか?!」


指導時間若干延長して私の指導を受けながら、

常に笑顔で分からなかったことを分かるように出来た

喜びの表情がそこにありました。


ー「今日解いた数学も技術としてこれは必ず

今日中に身につけて帰れ。明日明後日質問すんなよ。

今日絶対身につけるんだ。明日はないと思って

今日こそを大切に学べない人が伸びるわけないからな。」


この子から初めて尊敬の眼差しを浴びた気がして、

意気揚々としていたその子の会話量も通塾して

最も多かったように思いました。


男の子は気持ちさえ整えば真っ直ぐでエネルギッシュで

教えていて相当楽しいんです。

この子も伸びるだろうなと期待たっぷりです。


実際、毎週丁寧に準備した授業を

しょうもない理由で休まれるのは

本当に気に障ります。怒りもします。

しかし、休み続けた分は水に流します。

そのぶんの料金も親御さんに支払ってもらってるという

罪悪感も君にはあるでしょう。

親御さんには、お休みしていた時間分の補講は全て

夏休みに実施するとお伝えしています。

私だって、彼の気持ちさえ整っていれば、

普通はやらないような追加の補講についても、

彼の気持ちによる交渉によって、

ない時間を使って彼を伸ばそうという

覚悟はできています。

これは、私の気持ちと彼の気持ちとのやりとりです。

それを取り戻すように、反省をたっぷりして

夏休みを俺との時間に投資しろ!!!


また、楽しみな時間が増えました。

業務の時間は12時間超。常に生徒がいて、

指導に熱中してしまって休憩0の日もあります。

ご飯が食べられなくて授業中ぐーぐーお腹が

なる日だってあって、生徒から爆笑されることもあります。


しかし、それと引き換えに得られたものを

君が大切にしてくれるならば、俺はそれでいい。

俺もまだ若いし、多少不健康でもいい。


だいたい、俺をすごいと思うの遅すぎなんです。

本気で使おうと思って通ってほしいものです。

もっと本気で関わってほしいです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ