入試の過去問を解いてしばらく経ちます。
漢字は、問題数は少ないように見えて、
実は結構なウェートを占めます。
成穎に至っては、相当な割合を
漢字文法が占めます。
それに、生徒たちもきっと
気づき始めています。
今年は結構ムラのある子が多く、
確実にとれるところをいかに
きちんと得点できるかが
重要なポイントになりそうです。
漢字なんかは、運とか思ってる人も
いるかもしれませんが、
日常学習の中にきちんと漢字の
学習もそつなくこなせる子は、
比例してその他の教科の
成績も高い傾向があります。
それは、小さなことにきちんと
時間が割けるということの
裏返しであり、より大きなテーマにも
十分な時間をとれていることが
目に見えるからです。
細かいことを詰められない子は
全てにおいて雑なことが多い。
つまりは、小テストを満点に
できない子は、今後伸び悩むだろう、
そういうことを言っているのです。
漢字は、細かいことまで
丁寧に取り組む子どもを
見極めるための絵踏です。
将来伸びる可能性の一端を
測るための絵踏です。
漢字を満点にし続けてきたかつての
中学受験生はどうなったか?
みんな私立で学年上位になりました。
8点や7点で満足した子は
どうなったか?
やはり、どの学校でも
トップ5入りを果たした事は
一度もありません。
結局のところは、詰められない子は
勝負どころで弱いのです。
だから、漢字のテストについては、
わたしはかなり重視しています。
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