作文課題を見ている15分間の間は、
「合格パズル」(東京出版)の時間です。
難易度は高く、こういうのに自信がある生徒を
ことごとく苦しめているようですが、
何週間もかけて一つを解き明かすという
長期にわたる思考経験を繰り返すことの
喜びを感じてほしいということで、
このパズルを導入したのです。
ある生徒さんは、ずっと
”問題1”でストップしており、
「私だけ進んでない!」と
いつもイライラしたご様子でした。笑
「どうせ早く進んでもつまずくところはあるし、
そもそもこれは速さを競ってるんじゃないよ。
いかに粘り強く一つのことに対して
諦めないかという心を鍛えているんだ。」
今日は生徒の要望で、国語が結構簡単だったことから
時間を5分延長してパズルを実施しました。
そしてついに、問題1をクリアしたのです。
そのあと、問題2に移ったのですが、
問題1でコツを掴んだのか、2もすぐにクリア。
とっても良い笑顔を見ることができました。
「勉強をしていると、どうしても前に進まなくて
悶々とすることだってあるかもしれない。
でも、それは別に解決できないことじゃないよ。
ずっと見つめ、意識し、試行錯誤し、
それを繰り返す中でハッと気付いて、
突然閃いたように結論にたどり着くことがある。
だから、勉強っていうのはやめられないんだなぁ。」
今日は初めてくらいに心の底からの
「もっとやりたかった・・・」を聴けました。
はい、私にとっての一番のごちそうです。^^
お家でやっても良いと指示しています。
強制はしていませんので、気まぐれに
いっぱいやってくる子もいます。
その度に、他の子が「負けない!」と
連鎖的に取り組み始め、まあいい感じだな、と。
小5の学年は最も人数が多いながら、
メンバーにはかなり恵まれており、
全体が仲も良く、お互いをライバルと
認識しているということもあって、
非常に何をしていても張りがあります。
いや、それは他のどの学年も同じですか。
小4も、小6も、中1も、中2も、中3も、
ほぼうちのオリジナルで育って来た子ばかりで、
きっと新しく通う生徒さんも、この子たちは
成績は一般的に見えてもどこか違うと
思えるような何かを感じてもらえるでしょう^^
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