本と小学4年生。

今の小学4年生は、小学2年生の時から

私に師事している生徒さんです。


彼女は実に本好きで、塾に着くとすぐに

お気に入りの伝記を読み始めます。

いや、本好きになったと言うべきでしょうか。

もともと本など興味を示さず、

お迎えの時間が遅くなったりした時は

ずっとソワソワして扉を開けたり閉めたり、

していたものです。


今日はたまたまお父様が本棚の本を

手に取られていましたので、

生徒さんが寄っていって、

「それ面白いよ!

私のオススメはエカチェリーナと杉原千畝!

ルイブライユもよかった!」

「え?エカチェリーナ?笑」

「マリーアントワネットも面白い!」


「ああ、その辺の本は大体全てもう読まれていますよ。

1回だけじゃなく、2回3回と。

伝記を気に入ってくださって嬉しいです。」


と、そんな会話をいたしました。



この子は国語が苦手でした。

何が苦手なのか、それは、文節感覚が弱かったり、

行を読み飛ばして何度も同じところを

読んでしまったりということが起因していました。


しかし、しっかり本を読み込むようになってからは

国語の授業が格段に取り組みが良くなり、

以前30分かかっていたものは14分で。

正答率も、元々8問あれば2問正解くらいでしたが、

今は6問正解、二つ△くらいの精度まで

高まって来ています。



誇張でも何でもなく、

やはり習慣的にやって来続けたことは、

どこかで転換点を迎えるものです。


総合力としてはまだまだ発展途上ですが、

なんか言葉もしっかりしてくるとともに、

何だか賢い言葉を使うようになって来たなぁと

そんな風に思うようになりました。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ