連立方程式の応用問題も残り3題。
まあ大体この子達は自分で立式できるけど、
まだまだ計算が不器用だから、色々
技を見せながら自由に計算をできるように
なってほしいという気持ちだ。
13x+14y=40・・・①
14x+15y=43・・・②
という式があったとすると、まず何を考えるか。
それは、おそらく①を14倍して②を13倍するとか、
①を15倍して、②を14倍するとか、
そういった加減法的な方法がすぐに浮かぶ。
しかし、これはそうでない方法も
考えられる。ちょっと勘の良い子は、
すぐに①と②の差をとってやろうと考える。
x+y=3・・・③なのである。
そして、これも加減法の一つの形なのだ。
最終的に文字が消去されさえすれば、
途中はルールの範囲内で何をやっても
構いはしない。
しかし、こういった方法が見える子と見えない子は
確かにいるものだ。
全てが常に運用できる方法ではないし、
ケースバイケースに対応していくだけの
経験を積んでこそできるようになることなのだ。
だから、分かりはしても、使えるという次元まで
望めないケースが多いから教えない子もいる。
そもそも普通に解くというだけでも
精一杯の子だっているからだ。
中2はみんなまとめて数学大好き軍団だから、
技術的な、テクニック的な話はなんだってする。
そんなのありですか!って、知らない話を
いっぱいしてあげたいものだ。
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