満面の笑み。

 この仕事をやっている醍醐味はやっぱり受験にあったりします。しかし、今日はやっぱり勉強っていうのはプロセスだし、そこに伴う感情なのだと思う出来事に久々に出会えた気がしました。

 

 最近、4年生は基本的に漢字推し推しムードで、満点を取れると膨大な課題が半減するというボーナスも手伝って、全員で満点を取ろうという機運なのです。しかし、なかなか対策に時間がかかってしまい、満点を取れない生徒さんがいました。

 

 今日は、「どれだけ時間かかってもいいから、納得できるまで対策してテストを受けなさい。」と指示を出しました。時間ギリギリまでかかって、ようやく「やる!」という言葉。テストは見事に満点を獲得できました。その時の彼の笑顔は、本当周りをほっこりさせるようなものであり、「来週もみんなで満点取ろう!!!」って心から全体で思える雰囲気になりました。

 

 ”今の気持ち絶対忘れんなよ!んで、絶対お父さんお母さんに伝えるんだ、頑張ったぜって。そして、次も、その次もって、気持ちと結果を繋げていくんだ。なぜするんだ、とか君達が考えても仕方ないことが多い。でも、やれて嬉しいと思った気持ちだけは本物なんだ。”

 

 なんか彼の破顔の笑みを見られたというだけでも、今日は実に私はご機嫌なのでした。