今月より、ご面談月間がスタートしております。今月にご面談が不可能な場合は、4月の新学期講座がスタートしてからも受付をいたしますので、ぜひお申し付けくださいませ。
お話をしていますと、あっという間に時間が過ぎてまいります。目安は1時間程度となっておりますが、場合によっては1時間半〜2時間程度かかる場合もございますので、ぜひゆったりとお時間を取られてください。
今日は、あるお教室をなさっているお母様とのご面談でした。指導者と保護者として、という立場でもあり、同志という立場でもございますので、かなりお話も弾みました。そのときに話題に上ったのは、
「曖昧なまま突き進む力」
というものの大切さについてです。勉強は、あれもできない、これもできないと混乱が始まると上手く行かなくなってまいりますが、基本的に小・中学生の知識というのは不完全であり(それは高校生であっても大人であっても言えることですが)、ひとたび教材を変更して難易度を上げますと、すぐに新しい知識が表れます。そんなときに、どんな対応をする習慣があるのか、どう感じる性格であるのか、それは子どもの伸び代を測る上でとても重要なファクターとなります。
何にしても、”面白そう!!!”って反応する子は、指導者としては何でもスムーズに身につけていく要領の良い子よりも実際は怖い。私が4年生を相手にしていて怖いなと感じることが多いのは、この子たちの”面白そう!!!”のエネルギーが凄まじいからです。それは、本日ご面談を行いましたご家庭の長男君も同様でした。
基本的に、子どもたちの周りには未知の大海が広がっていると言って間違いはないでしょう。ある程度の基本事項を身につけながらも、小学生の間に必要なのは興味を喚起させる多くのトリガーであることは、この数年来ずっと感じてきたことです。
塾においても努力をします。ご家庭においても、子どもたちの”面白そう!”を日常的に喚起できる日々を送られていましたら、きっと塾の指導において相乗効果が生まれることでしょう。
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