6年生は、今日の学習会において、
先週の総合テストで50点を
下回った子たちの再テストを
実施しました。
ちなみに、50点は平均点です。
難しめの試験ではありました。
今回、再テストは最早、
能力を問うものではなく、
理解する努力を問うもの以外の
何ものでもありませんでした。
問題も全部同じでしたからね。
再テストグループのトップは
94点。分からないことは質問し、
事前に何度もシミュレーションして
ほんとうによくがんばりました。
算数がこれまでずっと苦手だった子ほど
愚直にやり直しをしてくれ、
逆転現象が起こりました。
正直再テストにどれくらいモチベーションを
待ってもらえるか微妙でしたが、
こんなに頑張れるのか、と思うと、
先々の成長すらも期待できます。
総合テストは、いつも全員の
点数を公表していますが、
その点数の横に今回の再テストの
点数を記載しました。
ちゃんと頑張ったんだという
証を、頑張った子に対して
残してあげたかったのです。
ちなみに、再テストがない
グループは清和の最新の過去問、
令和3年度の過去問の
算数を解きました。
1番良かった子は96点、
2番手は84点、今日来てなかった子も
いましたので、全員の測定は
まだできていませんが、
夏休み頃よりも
未知の問題への突破力が
明らかについています。
私は、過去問演習を一番に
おいているわけではありません。
あくまでも、日常的な学びの
延長に合格があると思っています。
力のない指導者ほど、
過去問ばかりさせてしまうものです。
(ここらへんも塾選びの
基準になるとは思いますが、
この時期にならないと
そのような性質もなかなか
見えないものです。)
だからこそ、ふと過去問を
解いた時に見える大きな成長を
自信にして欲しいなとは思います。
本当に力をつけてきています。
うちは、正攻法でいつのまにか
突破力をつけている、みたいな
スタイルだと説明できます。
指導者の努力によるのではなく、
テーマは与えますが、あくまでも
子どもたちの努力により
合格は掴むべきだと信じています。
それが、その後の学びへの
突破力をさらに鍛えてゆくものだからです。
さて、6年生に残された算数のテーマも
残りわずかとなりました。
ここまで本当に苦労に苦労を
重ねた道のりでした。
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