小学生の算数において、
計算というのはかなりの
ウェートを占める重要な
ものになります。
単に一般的な計算ができるだけでなく、
分配法則や25、125といった
1/4数、1/8数の利用や、
くりさがりテクニック、
倍数判定法といった、
様々な方法の組み合わせ。
計算一つとっても、
解いてきた問題、
納得してきた法則、
それらによってかなり
大きな差が生じます。
そしてそれは、中学、高校数学に
間違いなく引き継がれてゆきます。
先日も、6年生には
口酸っぱく計算問題集の
重要性について説きました。
1ページずつ解き、
解説を読み、解き方を理解して
次のページにつなげる。
すごく基本的な学習ですが、
8ページもの問題を一気に解いて、
それらが全て自己流で、
しかも間違っていても
なんの検証もなく赤で直すだけ。
その結果が今回の総合テストの
計算問題のミスにつながりました。
計算を侮ってはいけないのです。
やり方がお粗末では、
身につくものも半減します。
せっかくやるのであれば、
ちゃんと実になる方がいい。
計算力は、算数の根底をなす基礎です。
今の5年生たちにも丁寧に伝えたい
事柄です。
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