学習の習慣化のために。

何か勉強をするという時、
その内容が、その子の中に
それは精神的にも習慣的にも、
生活の一部となって、
目的あるものになっているか、
これはパフォーマンスの向上にとって
とても重要なことです。

与えられたことは、
すぐに片っ端からやる。

これは最も望ましい感覚です。
そして、覚えられないことにイラつく。
理解できないことにイラつく。
さっさと覚えてしまう時間をつくる。
理解できるまで目の前のものを
逃さない。
これも望ましい感覚です。

本来学習者にとっては、
この反射神経と「自信」が
絶対必要なものになります。
何でも自分にはできるはずだという
自信、自負心こそが学習を支えます。
色々なことを、苦労しながらも
乗り越えてきた子ほど、
この感覚は強く、あと伸びの
仕方が違ってくることが多いです。
その点で言えば、
あんまり幼い頃のパフォーマンスは
あてになりませんね。

できない子は遅い。
やっとしたかと思えば、
ただやって終わって、
一つでもできなかった自分に
イラつきもしない。

たしかに努力をしたという
感覚を持てるように
まずは一日、三日間、徹底的に
内容を完全に理解したというくらいに
学ぶ期間を作る。
これくらいからはじめてみましょう。
できたならば1週間、1ヶ月と
続けてみましょう。

そもそも、1ヶ月も努力できる子は、
もう何ヶ月だって努力できます。

結局はじめの1日目、
スタートを切れて、
それが次の日に、またその次の日に、と
繋がってゆくかどうかだけの話です。

学年1位って、そんなに
難しいものではないでしょう。
テストを受けて、
もっと勉強しとけばよかったと
思うことの方が多く、
勉強してもこんなの
絶対分かんなかったなんて
そんなことほとんどないでしょう。

その結果を受けて
色々言い訳を並べるから
一位になれないのです。

やっとけばよかったことを
完璧にやったから、
一位の子は一位になっただけであり、
自身の過失に対して猛省して
毎日の時間の使い方を
変えなければ一位にはなれません。

一回くらい、一位になるぞって
本気出してやってみたら
どうでしょうか?

というより、それ以外に
頑張る理由があるでしょうか?
別にどのタイミングでも
いいと思うのですが、
どこかで自分の本気の上限を
何度か超えておくというのは
重要な機会だと思います。

生徒たちは、是非この言葉を
心に留めて、琴線に触れたなら
完全な努力を実現してみてください。

また、私の目から見ても、
誰も本気で、怖さを感じるような
人は一人もいません。
みんな素質はあるのに、
持て余している気がします。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ