中学3年生は、数学好きで
やはりパフォーマンスは
平均値で見ても明らかに高く、
安定した力を見せていますが、
理科、社会、英語と、
試験結果を見ていると成果が
まばらです。
というか、身についているべき
基本事項の落としなんかも
結構見られまして、
こちらの対策をもっと
丁寧にすべきと判断しまして、
毎週水曜日にミニテストを
それぞれ実施することにしました。
全員を西高上位の水準に
高めてゆくためには、
今の時期の復習の優先度は高く、
特に週末の時間の使い方、
意味の持たせ方については
特に重要性であると言えます。
何よりこの学年の課題は、
淡々とした反復演習が
不足しがちな点です。
分かったら、理解したら
それで終わってしまう。
その時点から2周3周と
当たり前の知識の確認を
何度もすべきなのですが、
それをあまりしない子が
多い印象があります。
賢い子が多いから
特にその傾向が強く出ています。
何度もやる意義に気づいていないのです。
本来応用力というのは、
基礎の完璧な土台があって
初めて成り立つものであり、
当たり前のように解けるべき
ものが解けるからこそ
有り余る力で強引に解決をし、
それから何度か同じことを
反復する中で新しく、
効率の良い考え方を習得してゆきます。
結論から言えば、
わかりきったことを当たり前のように
何度も反復して洗練させることが
応用力の土台を作る
ファーストステップです。
もちろんそれだけではダメですが、
それがないと無論ダメです。
考えなくても自然と
答えが出るくらいに
習得をすることが目標です。
何とか捻り出すような
問題は、今のところ存在しません。
精一杯なんとかしようというのが
そもそもの意識の誤りです。
今回の模試も、難しい問題は
ほとんどありませんでした。
これくらいでひいひい
言っているのならば、
意識改革をして、徹底して
これからのミニテストに臨むべきです。
当たり前の次元を上げてゆきましょう。
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