机上の空論なのか?

一生懸命、というのは、
起きている時間の全てを
目標のための行動に注ぐことを
指しているのだと思います。

それ以外の一生懸命は、
紛い物だと思うのです。

どんなに子どもたちが
「頑張った」と言っても、
それは人生をかけるほどの
頑張りではないので、
「せいぜい頑張った」という
くらいのもので、決して
本気になってやったとは
言えないわけです。

では、本気の努力というのは、
果たして机上の空論なのでしょうか?

誰しもに、本気の努力をする
可能性があります。
それは、自分との戦いではなく、
むしろ淡々とした習慣によって
強化される行動への価値付けにより
生じるものだと思います。

精神的な成熟、自己制御、
価値観のあり方、いろいろな
要因はあると思いますが、
結局は行動を起こさないならば
ありたい自分とのギャップを
埋めることはできません。

というような話を、
高校生と話していました。
今この瞬間の行動を
制御できるかが全てです。

kojinkai

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