もとにする数と比べる数。

割合を理解するためには、
まずは分数と小数の仕組みの
理解が欠かせません。

例えばの話ですが、
0.7時間は何秒なのか?

小4が今学んでいる
小数の仕組みの学びです。
4年生は、1時間は60分なので、
0.1時間は6分、その7つ分なので
6×7=42分と計算します。

これを、1時間は60分なので、
その0.7倍(0.7こ分)ですから、
60×0.7=42分と解きます。

数式にすれば、
60÷10×7=60×0.7というのを
正確に変換するということです。
0.7こ分というのは、
0.1の7こ分なのです。

ここが飛躍なく具体的に、
量的に認識できるかどうかが
この単元のターニングポイントとなります。

小数にしろ分数にしろ、
いくつ分=割合の考え方を
正しく拡張できるかどうか?
これは、6年生の学び、
中学生の学び、高校生の学びへと
確実に繋がってゆきます。

0.7をかけるときは、
0.1の7こ分、
2/5をかけるときは
1/5の2こ分というように、
とにかく具体性が大切です。

不器用なように見えても、
結局応用問題に強いのは
正しく認識できた子です。

お家でもし一緒になさる際は、
0.1こ分とか1/5こ分とかを
意識されながら
教えられてみてください。

kojinkai

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