連体詞と副詞。

国文法で品詞分解を行うとき、
最も生徒にとって認識が
曖昧になりがちなのが、
連体詞と副詞です。

先週から、ここをやりたいと
生徒たちの声が上がっており、
一から全部やるか?でも、
用言はできるだろうからなあ、
なんて考えながら、絞り込んで
連体詞と副詞をチョイスしました。

用言修飾、体言修飾のうち、
活用がないもの。
これが定義なのですが、
この活用というのが難しいところで、
形容動詞や助動詞との格闘、
というのが次なる戦いでした。

ここの理解が記述の技術と
噛み合ってくると、さらに
生徒たちの国語の力は
高まってきます。

記述問題には思った以上に
国文法を駆使しますので、
期末テスト後の国語科の指導で
改めてそのような指導を
できたらいいなと思っています。

指示語や接続語を駆使する以上に、
文の間の見えない接続の概念を学び、
その接続関係を駆使して正確に
技術を書く目を持てたならば、
高校生での現代文を解いてゆく時にも
技術的に向き合えるようになります。

感覚的にではなく、
技術的に国語に向き合うために、
国文法は必須です。

まだ過程にあるこの子たちには
完全に見えないものを、
段階的に見せていけたらいいなと
思っています。

軽視したら見えなくなる、
全て同じことです。

何も軽視できるものはありません。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ