中2の中には、本気でやったことの
ない人がいっぱいいます。
努力量からいえば、むしろ
小学生の頃の方がやってましたし、
ある程度中学に上がると
生徒に任せてみるのですが、
はっきり言って、やり尽くしたと
言えない低次元なレベルで
テストに臨んでいる子がいます。
小学生の頃の貯金と、
手持ちの能力で、あんまり
やらなくてもそれなりの
順位をとれてしまうのが
逆に問題でもあります。
高校へ上がると一気に
底辺を走りかねない典型です。
努力できない、計画性がない、
そんな状況ですと、将来のために
掲げていた目標も霧の向こうに
消えてしまうでしょう。
やりたくしたことのない子たちにとって
転機となる中間テストにしたい。
極めて甘い、頑張りましたの
次元が低い。
この辺りを今日も随分言い聞かせ、
テスト期間は自宅で3時間以上
学ぶことを約束させました。
みんなで約束し、みんなで
牽制し合い、みんなで
壁を超えてみよう、と。
私は、以前とは違い、
塾に閉じ込めて何時間も
させるようなことは極力
避けるようになりました。
絶対結果は出せるんでしょうけど、
私は「塾に感謝」とか言ってる生徒を
想像するのはあんまり
好きではないんです。
学問体系、私、生徒。
それらが有機的に
コミュニケーションする
活発な研究の場がそこにあれば
私はそれが学習者にとっての
理想の場だと思っています。
約束したところで、どれだけ
生徒がやるかは分かりません。
だからといって、呼び出しもしません。
また、リモートで縛ることも
考えてはいません。
やったかやってないかは、
結果によって測ります。
それが一番シビアで、
逃げ道のないものさしです。
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