辞書の見方と派生する意味。

高校1年たちに伝えます。
辞書は基本的に意味の
派生順に並んでおり、
順に類推しながら楽しむところに
辞書引きの面白さがある、と。

一問一答形式の単語帳で
一気に覚えてしまうやり方は
たしかに圧倒的にボキャブラリーを
増やしてゆきますが、
単語の具体的な活用には
弱いという欠点があります。
単語に対するコアイメージが
作りにくいからです。

だから、頻度が高い単語は
きちんと意味を辞書で
調べて欲しいのです。
そして、類推をしながら
どんどん項目を読み進めます。

本来勉強はこなすのではなく、
ちゃんと解るために時間を
かけるべきものです。
それは、繰り返す学習もそうですが、
自身で深め、捉え直す学習にも
時間をかけるべきです。

そこまでやると、本来は
いくら時間があっても足りません。
だから、高校生が暇だとかいいだすと
私は不安で仕方ありませんね。
なぜこのモヤモヤを
解決せずに、何も行動せずに
いられるのか?と。

常に学びと共にいると
自然と考えることが習慣化されます。
自分には今はもうこれ以外考えられない、
それくらいのめり込んだ果てに、
学びの扉が開きます。

高校生はかくあるべきです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ