行動の理由の記述。

国語の解法もある程度
公式的な指導に入ってきました。

本日は、行動の理由の記述の
応用編です。

①事実をもとに、
②それを通して考えたり感じたり
したことがあり、③それをもとに
行動を起こす、という風に
捉えてみると、記述の方針が
立てやすくなってきます。

心理学的な手法ですよね。
混乱している人を相手に、
丁寧に状況や自分の
心理状態を説明させて
落ち着かせる、というような。

文学は、さらにそこに
表現が入り込み、
伏線なども楽しめるようになると
小説やドラマ、漫画ですら
一段深い楽しみ方が
できるようになってきます。

本日も
「泣かない、泣くもんか!」
という伏線から、
「ベソをかいた」
というところに至るまでの
経緯と心の動きを楽しみ、
よい読解ができました。

そういう表現を生み出していく
文学家という仕事の楽しみ
みたいなものも、感じて
もらえたらいいなと思います。

読むという行為が、
学問を通して豊かになりますように。

kojinkai

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