時間配分とルーティン。

高校2年生は、来年に向けて
さらにルーティンを強化すべく
時間配分のアドバイスを
行ってゆきました。

基本的に、難問に挑む時間は
1割から2割の時間で十分であり、
残った半分は自分が理解可能な
内容の反復をすること、
さらに残った半分は暗記事項を
徹底すること。

そんな話をしました。
よほど難しい学校でない限り、
受験の大部分を左右するのは、
基本事項をいかに正しく
アウトプットできるかということか?だと
私は思っています。

基礎訓練としての学習は、
日常的なルーティンの中に
位置付けられて効果を発揮するモノです。

思いつきでやってみようと
思ってやったくらいの取り組みでは
染み込むほど自分のものになりません。

根本的に今の高校生たちはどの学年も
まだ思いつきレベルであり、
あっと思った瞬間にテキストを、
参考書を、開いているくらいに
熱心ではありません。

本来もっと賢いはずなのに、
まだ、この定まり切ったルールの中で
ナンバーワンになるという
ゲーム感覚で、自分の経験値を
上げようという日々の
ルーティンが見えません。

ゲームは得意そうな子が多いので
同じ視点で自分を鍛えれば
いいだけの話なのですが、
自分の外に興味が湧いていながら、
自分自身の成長に興味が薄く、
もったいない感じもしています。

特に高校1年はね。
ゲームとほぼ同じなんだけど、
なぜ自分の成長に対して
同じ視点を持てないのかな?と
不思議にも思います。

現実世界で、明らかに自分で
左右できるステータスを上げて
ボスを倒してゆく、
おもしろくないですか?

ルールが一定な中で戦っている以上、
勝つ方法もシンプルで、
戦略性というよりもむしろ、
本人の経験値とレベル、次元に
よるところが大きいのですが。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ