膨大な基礎。

中学3年生は、この夏にテキストを
理社を6周ほどこなしました。
国文法もこなし、数学、英語、国語の
テキストもきっちり終えました。
英語が苦手な子は、さらに復習を重ね、
自信を持って解答できる問題も
増えてきていますね。

気付いているかどうかは分かりませんが、
この、一見易しい問題集の中に
自分の理解の穴がたくさんあり、
それを埋めてゆくなかで思考の土台が
出来上がってきています。

成績を上げる学習と、
頭をよくする学習は必ずしも
一致するものではありません。
この夏行った学習ははっきり、
成績を上げるための学習でした。
そのことは生徒たちにもはっきり伝え、
そして、解答力が上がっていることは
実感として覚えていることでしょう。

あと1ヶ月は夏休みのテキストを併用して
夏休みやってきたことをより綿密に
浸透させてゆく作業を自宅学習でも
行ってもらいます。

10月以降は、学習の色を変化させ、
応用学習がメインとなる活用型の
演習を中心にしてゆきます。
ちゃんと毎日こなしてきた子には、
その連続性が、確かな手順として
理解されてゆくでしょう。

繰り返しますが、成績を上げることと、
頭をよくすることは別の問題です。
今のテキストだけでも公立入試は突破可能ですが、
君たちにはその先があります。
特に進学校を志す場合には、進学校に
対応しうる力を備える必要があります。

これから先、高校へ進学する際にも、
学習の方法と得られる成果には
いくつか分類があることを
君たちははっきり認識する必要があります。
それを理解した上で進学して欲しいのです。

今必要なことは何かということを
中学で学ぶ意味は、
今足りないことを補うためには
なにが必要なのかを判断する
基礎になるということ。

次々と自分で判断をし、
その時々で必要な学習を
自分で組み立てられるようになるよう、
意識的に今の学習の意味を
理解して取り組むようにしましょう。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ