忘れないうちにやりたい。

4年生は植木算です。
きちんと作図しないとすぐ
数字がズレるこの単元。

一周目が終わった後、
ある子がこんなことを
言っていました。

「忘れないうちにもう一回
やっておきたい。」

私はかねてから
この子は賢くなるタイプにも
そうでないタイプにも
なりうると思っており、
その過渡期、岐路に
立っていると思っています。

研究に関心が向けば化けますし、
俗物に関心が向けばそれなりの
ところでストップしかねない、
どっちに転ぶのかな?と
楽しみに指導していますが、
今日この言葉を得られたのは
一つの前進だと思いました。

続けて学んでいると、
こんなタイミングに
何度か直面する機会がありますが、
そこを生かすも殺すも、
ご家庭での対話がかなりの
ウェートをしめます。

今日関心を持ったこと、
「もう一回やってみよう」ではなく、
「今日どんなことをしたの?」から
会話を始めてみてください。

中学入試は親の試験とも
言われます。
させる、という意識よりも、
本人がどんなことに関心を
持ったのか?ということを
大切にして、
コミュニケーションを
取られてみてください。

kojinkai

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