中2の演習ノートを見て指摘をします。
「ねえ、これ、ただ書くことを
目的にしてやってるでしょ?
書く、という学習こそ、
差が出るものはない。
君たちのノートに目的意識を
いつも感じない。
なぜそうだと思う?
前日やってることと、
関係ないことを適当にやってからだよ。
昨日何を覚えられなかったか、
昨日何を理解できなかったか、
今説明できますか?
今、どんな課題意識を
持って学んでいますか?」
量は増えて、パフォーマンスは
上がってきていますが、
ここにきて、成績の良い子と
また差が出てきているのは、
間違いなく、思いつきで
考えなしに勉強を構築しているから。
昨日が今日に、今日が明日に、
繋がるように勉強をしてこそ、
学習は深まります。
初めから膨大な量は望んでいません。
ただ、前日の復習を今日に
繋げて欲しいだけなのです。
それだけのことを、
できるようになるかならないかで
大分パフォーマンスが変わります。
昨日できなかったことにもっと
関心を持つためには、物理的に
勉強をしてもらわなければなりません。
言ってダメなら強制的に。
強制、というと聞こえが悪いですが、
学習習慣がないならば、
強制力は絶対必要なのです。
人の性質は、年齢が上がるほど、
よっぽどのことがないと変わりません。
鉄は熱いうちに叩かなければ
変わりはしないのです。
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