明治時代の文学史などは、テキストによっては
名前と作品名くらいしか書いておらず、
こんなつまんないものを覚えなければいけないのか・・と
中学生くらいの時には特に思ったものです。
小学生たちには是非とも、こういった文学史の意義、
当時の時代の流行や社会の様子を知ることの重要性など、
そういった部分まで含めて歴史を学んでほしいと思い、
時間の限り出来るだけ詳しく文学史も扱います。
そもそも今年のテーマとしても、文化史は厚く
扱っていくということを掲げていました。
『浮雲』『舞姫』『たけくらべ』といった
有名な文学のあらすじやエピソードについて
一つ一つ紹介をさせていただきながら、
ぜひ当時の言葉の文章では難しくとも、
漫画などになっているものもありますから、
是非そういったものから触れてもらいたいのです。
小説のような類のものは、時間や空間を超えて
当時の感覚を追体験しながら、
人としての本質的なあり方に接近してゆけるという
メリットがあると考えています。
是非、今日学んだ本のうち数冊でも、できれば全て、
読んでみてほしいなぁと思います。
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