高校1年生の部で通っている高校生たちは、
それぞれチャートを持って、学習に勤しんでいます。
「最近はどうかい?」
順調に解いている生徒にそう聞くと、
「なんかちょっと前は曖昧だったんですが、
なんども解いているとわかるようになってきて、
ここら辺はもう分からないところがないっていうほど
完璧に仕上がりました!」
と笑顔で帰宅してゆきました。
高校生は、高1が勝負だともよく言われます。
全教科に渡って土台となる知識を形成する、
最も重要な期間であるといえます。
ここをいかにサボらず、しっかり習得できたかによって、
高校2年以降の学習が楽になるか、苦労を伴うか、
そういったことが決定してきます。
忠言を真面目に受け止めて、信じて努力できるか、
あるいは誘惑に負けてサボってしまうか、
大きな分かれ道となります。
高校受験の時のように、数ヶ月頑張れば
何らかの結果が得られる、というようなものではなく、
大学受験というのは無慈悲です。中学受験同様、
落ちるときは本当にあっけなく落ち、
社会というものは自分をそれほど評価しておらず、
自分というのは大した存在ではなかったということを
思い知らせてきます。
高校生はそういう点で、”なんとかなるだろう”という
思考から早く脱却し、人は人を救わない、自分を
救えるのは自分自身だけだ、というような
真理をしっかりと認識すべきです。
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