小学6年生に指導している英語も、
文法は構造的な部分に突っ込み始めました。
Unit5ともなると、副詞が頻発するようになり、
文構造の”根っこ”が崩れ始める恐れがあります。
I play soccer in the park.
などの英文はとても簡単に見えますが、
子どもたちの中には基本構造が見えにくく、
語の持つ機能とか役割が意外と曖昧に
なっていることも多いです。
I play soccer <in the park>.
< >の部分で区切っているところが、
副詞にあたり、playを修飾する句になります。
今現在Unit5-1に入っておりますが、
< >の部分を省けば、その文法はUnit3に
由来していることが分かります。
つまり、基本文型+修飾語の構造に
なっているということが分かるのです。
そのためには、前置詞が作る副詞句や、
副詞という概念を強く
意識し、色分けしたり、丸をつけたり、
どんな手段でもいいので、書き取り練習を
するときに常時意識が向くように
していかなければなりません。
ただ書き取りをするだけでは、実は
本質的な力がつくに至るのに時間がかかるのです。
ですから、中学1年生くらいの生徒さんが
もっとも序盤に取り組んでおくべきは、
Unit1〜3が頭にしっかり馴染むまで
書き取りを実施することであるのです。
Unit4以降はむしろ理解に重きが置かれ、
構造的な指導が増えてきます。
この時点で語順に混乱があるようでしたら、
おそらく教科書理解のポイントがズレていると言えます。
ただ、楽しく英語を学ぶつもりでしたが、
かなり本気の指導が始まってしまっており、
90分も指導できるという利点を生かして、
ほぼ公立中学校と同様のペースで指導ができており、
もうかなり掴んでいる子は今中学で英語のテストを受けても
かなり高得点を叩き出してしまうでしょう。
公立中のテストをこの前見ましたが、この子たちの
半数は満点を取ってくるでしょう。
何しろ、5月から1日も英語の書き取りを欠かしたことは
ありません。すでに5か月ほど、毎日毎日毎日毎日、
休みなく英語を書いてきたのです。さらには、
かなり細かく文法指導・発音指導も行ってます。
問題演習の量も相当なものになってきました。
中学に上がって公立へ進む子たちには、
小学生の時と同様、書き取りは必ず毎日させます。
授業をすでに終えていますから、その理解を踏まえて
なんどもなんどもその習ってきた理解を反芻して
理解していくプロセスにおいて、かなり深く
この子たちには英語が理解されていくでしょう。
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