数字をどれくらい”量”として捉えられているか、
比の領域に入るとよくそれが見えます。
よくあるのが、比で置き換えた値が
例えば個数を表しているのか、金額を表しているのか
それを曖昧にしたまま計算をスタートしてしまうことです。
これは中学生の文字式の領域でも見られるもので、
比や文字を扱うにしても、それが示している”量”が
何であるのか?ということを常に説明できる状態で
解き進めていくということは必須条件の一つです。
今課題として出題しております
”基本演習問題集”は、それを最も基本的なレベルから
理解していくのにうってつけの問題集です。
是非一度解けたくらいで満足せず、2回3回と
一瞬で答えが導けるまでトレーニングをして欲しいと思います。
これは”一回解く”が課題なのでなく、それに準じた小テストが
一瞬で満点になる次元にまで到達する、”テスト対策”が課題です。
基本が成り立っていれば、応用問題は解けます。
いや、解くに値する力がつきます。
ついていない場合、もっと速く一瞬でその問題が
解けるまでトレーニングしたほうが良いでしょう。
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