本を読むことが好きな子、
そうでない子、色々いますが、
国語の力にそれはそこまで
関与しないように思います。
国語を教科として見るときには、ですが。
読んで、自分なりに解釈する能力は、
確かに、読書量がものを言うことも
多いですが、それ以前に、
質問に答える時に、書き手の
言葉を引用する意識が要ります。
4年生は、作文を通して
自分の考えを表明するチカラは
かなりつきました。
作文によって、AからCまでの
評価を毎回のつけますが、
それは全て内容点ではなく、
技術点です。
おかげで、30字や50字の記述は
少ないと感じるほど、
よく書けるようになりました。
ここが一歩目です。
次のステップは、
因果関係を踏まえて
引用しながら説明をする段階です。
記述問題を前に全く手が出ず
空欄になったままの子も
かなり多かった学年でしたたから、
単に量を書けるようになったというだけでも
かなり成長ですが、まだ本格的に
点に結びつけるだけの技術は
いくつか教えてゆかなければ
なりません。
基本テクニックは、繰り返し
解説をしてゆきます。
技術が見える記述が
既に完成し始めている子もいます。
「だからなのか」と、
納得できることが、
今の時期はとても大切です。
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