小学6年生たちは、本日は江戸時代の
文化史についての学習を行いました。
元禄文化と化政文化です。
文化史というのは、覚えることばかり多く
あまり面白みを感じてもらいにくいところで、
特に江戸時代は多くの人物名が出てくるので、
下手くそな授業をしてしまうと子どもたちも
結構苦労をしがちになります。
江戸時代の文化史、特に文学史や美術史は、
多少時間をかけて作品の一つ一つの
解説をする時間をとりました。
それが、一体どのような背景で書かれた
どのような話であるのか?とか、
どういう絵であるのか?とか、そういう話を
中心に行ってゆきました。
生徒たちが興味を持っていたのは、
『曽根崎心中』、『南総里見八犬伝』、
そして、『東海道中膝栗毛』などですね。
いずれもこの時代の代表作ですが。
あらすじをバーっと話していくと、
「面白そう!読んでみたい」という
声も出てきておりました。
あっという間に授業時間が過ぎてしまい、
もっといろいろ話をしたいところでしたが、
制約がある中では厳しいものです。
さて、面白かったということはさておき、
時間を置くと、「誰が何を書いたっけ?」とか
そういう情報の結びつきが意外と少ないことに
気付くと思います。
しっかり演習の時間を確保した上で、
作者と作品の情報を紐づけてゆきたいものですね。
0コメント