5年生の試験が終わりました。
1学期、夏休みとかなり
やったので、点数が上がっている子は
50点近く上昇しました。
一方で、やはり対策の的が
外れており、反復回数や
スピードが足りない子は
現状維持といった出来でした。
まあそもそも日々新しいことを
習うので、現状維持でもまずまずの
結果かもしれませんが、
私はいつもそれ以上を
与えてきましたし、
求めてきました。
今回結果が出せなかったのは、
やはり慢心だったのかなと。
確かにこの学年は楽しそうに
授業を受けますし、
発言も多く、一見して
いい学年には見えます。
しかし、エピソード記憶的な
部分だけ強く、反復して
何かを強く習得しようという
意識がまだ足りない子が
多いです。
だから、記憶にムラがある。
普通答えられないようなことでも、
授業中の強烈な記憶に基づいて
あっさり解いているものもあれば、
普通身についているべき、
学校で習うような事柄が抜けてたり。
そして、これは重要なことですが、
日々の小テストの出来栄えに
比例して、模試の結果が
出ています。
漢字、文法、計算、文章題、図形、地理。
日々の努力の蓄積が、
そのまま模試に反映されました。
受験や、試験においては、
否応なく結果が求められますし、
私もますます子どもたちに
求めることが増えてきます。
それは、合格という結果のためでなく、
合格後に身につけておきたい
能力形成のためです。
ひいては、大人になった時に
新しいことを学ぶにあたって
どんな姿勢で学ぶか?という
ことも含めた問題でもあります。
まだ、この子たちには
教えなければならないことが
たくさんありますが、それは現段階では
私が口で教えてどうこうなる
ものではない事柄です。
自分の手を動かし、頭を動かし、
日々学習を習慣的にやって
身についた実感を蓄積する、
自分でなんとかしようとする
姿勢そのものなのです。
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